当院の
リハビリテーション

各種リハビリ治療・機器の紹介

当院では様々なリハビリ治療・機器を積極的に導入して、よりリハビリの効果を高められように取り組んでいます。

評価・治療機器

把握力調整能力評価トレーニングデバイス(iWakka)

当院では名古屋工業大学との共同研究にて手指デバイス「iWakka」を脳卒中の手のリハビリに活用。
筒状で湯飲みほどの大きさの機器を握ることで、手の器用さを計測しトレーニングが可能です。


VR(バーチャルリアリティ)リハビリテーション医療機器(mediVR KAGURA®)

人工的に作り出した空間(仮想空間)の中で運動を行うリハビリ機器です。専用のゴーグルを着用してゲームのような感覚で練習ができ、運動に集中できることから運動機能の改善効果が期待されています。
※写真(右)は専用ゴーグルを通して見える映像です。

拡散型衝撃波治療器
(ショックマスター®)

拡散型衝撃波を皮膚の上から照射することができる治療機器です。当院では主に脳卒中後の痙縮(筋肉のこわばり)の改善を目的に使用しています。

上肢用ロボット運動訓練機器
(Reo-go.J®)

軽症な方から重症の方まで対応できるようにさまざまな練習課題が用意されています。自分に合った課題で運動を行い上肢(腕)の運動麻痺の改善を目指します。

●電気刺激装置

随意運動介助型電気刺激装置(IVES®)

運動麻痺や歩行の改善を目的にリハビリ時に麻痺した手足を動かすタイミングに合わせて電気刺激を加える機器を使用しています。

ESPARGE

低周波を用いた電気刺激治療機器です。3つの刺激モードにて治療を行い、患者様の状態に合わせて運動麻痺の改善、筋力増強、疼痛の緩和などを目的に使用しています。

NM-F1

足の神経や筋肉などに電気刺激を与える治療機器です。主に運動麻痺のある患者様の歩行練習時に使用し、無線通信機能が搭載されたスイッチを操作することで、歩行などの動作中にも任意のタイミングで電気刺激を与えることが可能です。

経頭蓋直流電気刺激
(tDCS)

頭に微弱な電気を当てて、脳卒中などによる運動機能障害をリハビリと併用して回復させる装置です。

超音波療法

マッサージやストレッチなどで改善が困難な痛みのある部位、硬くなった筋肉や軟部組織に対して超音波を照射して改善を図ります。


トレーニングマシン

身体の状態に合わせたトレーニング機器を使用し、全身の筋力トレーニングが効果的に行なえます。
骨折や脳卒中をはじめとした幅広い患者様に使用可能です。

ニューステップ

有酸素トレーニングや筋力トレーニングが行える全身運動機器です。幅広いトレーニング機能があり、フットステップとハンドルが連動するため、運動麻痺のある患者様の運動も行えます。

体重免荷装置
(ニューアシスト®)

ベルトで身体を支えながら歩行練習を安全に行えます。
麻痺が重度で一般的な歩行練習ができない人でも早期から積極的に歩行練習が行えます。

アームサポート
(MOMOプライム)

上肢をバネの力で支え、腕の動きを補助する装置です。腕の麻痺の代償手段として、機能練習として活用します。


ドライビングシミュレーター

疾患により身体機能や認知機能に障害を負った方の運転適性を判定します。事故の心配なく運転練習を行うことができます。
>> 自動車運転評価外来の詳細はこちらから

スパイロメータ―

呼吸機能を評価するために用いられる機器です。体幹に運動麻痺が生じた方や呼吸器疾患の方等に評価し、リハビリに役立てます。

VF(嚥下造影検査)・
VE(嚥下内視鏡検査)

実際の飲み込み(嚥下)の能力を目で見える形で評価します。
VFではレントゲン、VEでは内視鏡を用いて実際の嚥下の様子を観察します。
安全な食事形態や方法の提案が行えるので、早期に口からの食事が可能となり、嚥下能力の改善に役立ちます。


リハビリ治療

園芸療法

リハビリ用の花壇を設置しており、ここで園芸療法を実施しています。
入院中に患者様が園芸に親しむことにより、身体機能のみならず心理的な良い影響も期待できます。

CI療法:
麻痺側上肢集中訓練プログラム

脳卒中などにより麻痺した手を集中的に使用することで運動麻痺の改善を図ります。セラピストが麻痺の程度に見合った適切な難易度を設定しますので、安心して取り組むことができます。
IVESや手指用装具などを併用することで、効率的にリハビリを取り組めるような工夫も行います。

INFORMATION

リハビリテーションが必要と判断された方を対象に、介護保険もしくは医療保険でのリハビリテーションを実施しています。

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