看護部

看護部長メッセージ

「患者様一人ひとりに向き合い、丁寧で温かな看護を提供する」
  ことを看護理念としています


こんにちは。偕行会リハビリテーション病院の看護部に興味を持っていただき、ありがとうございます。
当院は、リハビリテーション医療を通じて、患者様と共に「一人ひとり価値ある人生を創る」ことを使命とした回復期リハビリ専門の病院です。
「患者様一人ひとりに向き合い、丁寧で温かな看護を提供する」ことを看護理念として、決して楽ではないリハビリの道に寄り添い、患者様のお気持ちを大切にしながら障害の克服や機能回復が得られ、ご自宅に戻られるための支援を実践しています。
リハビリテーション病院での看護は、採血や検温など、一般的な看護業務に加え、患者様の退院後の生活をデモンストレーションするために、日常生活の動作の観察と評価、介入を直接行うという非常に重要な役割を担っています。そのため、看護部ではそれぞれの成長と学びのスピードに合わせた教育体制を整えています。「チームで支える」ケアプロセスを一緒に実践してみませんか?

偕行会リハビリテーション病院
看護部長  高野 弓

数字で見る偕行会リハビリテーション病院(2022年度)

看護部概要

看護部理念

患者様一人ひとりに向き合い、丁寧で温かな看護を提供します

基本方針

1.専門職として知識と看護実践能力の修得に努め、看護サービスの向上をめざします
2.感性を高め、気配りのできる看護をめざします
3.看護師としての義務と責任を自覚し、自己研磨に努めます

看護チーム

看護管理者

・各看護単位の責任者として、患者様に最良の看護がチームで安全に提供される体制を整えます。

看護職(看護師・准看護師)



看護補助者(介護福祉士・看護助手・クラーク)

・看護チームの一員として、患者様の生活環境にかかわる業務や看護師の指示のもと、日常生活にかかわる業務を行います。

求める看護師像

・より良い看護を提供するために共に学び、ゆっくりでも成長できる人
・じっくりと向き合い、回復を喜び合う看護を目指す人

部署紹介


回復期病棟(2F/3F)

患者様がリハビリテーションに集中できるよう入院生活の援助を行うほか、主疾患を考慮した全身観察を行い、合併症の早期発見・予防に努めています。また、リハビリ看護を計画的に実践しています。

透析センター

通院透析患者様の地域での治療継続と、回復期病棟入院中の維持透析を行っています。また、透析治療が円滑に継続できるようご家族や多職種とのつながりを大切にしています。

外来・地域医療連携室

外来ではリハビリ診療やボトックス治療を行い、診療の介助だけでなく、療養生活における相談なども行っています。また、地域医療連携室では医療ソーシャルワーカー(MSW)と連携し、入院前から退院後まで継続的に支援を行っています。

TOPICS


多職種連携

患者様の機能回復を支えるため、多職種で連携しています。それぞれの専門職がケアプロセスに主体的にかかわります。

家庭訪問

看護部では患者様が、どのような生活を送っていたのか、そして退院後の生活環境をイメージしながらケアを行うために入院中の家庭訪問を実施。退院後訪問では、入院中からの関係性を継続し、在宅療養の不安の軽減を図ります。

外国人人材

EPA(経済連携協定)に基づき、インドネシアやフィリピンからの看護師候補者を受け入れています。日本の看護師国家試験合格を目指し、働きながら、日本の文化・ことばを学び受験勉強を行っています。また、新たにインドネシアより技能実習生の受け入れを開始。将来、自国への技能移転ができるよう業務に励んでいます。

教 育

看護部 教育理念

社会の変化に対応できるよう、専門知識(サイエンス)、看護実践能力(アート)、人間性(ヒューマニティ)を兼ね備えた看護師の育成を目指します。

当院の看護師育成に対する考え方

私たちは、看護師がいきいきとやりがいを持って働けるよう、個別性のあるキャリア開発プログラムを提供するなど、一人ひとりの「個」を大切にしています。回復期だからこそできる「患者様一人ひとりに向き合う看護」、中小規模病院だからこそできる「スタッフ一人ひとりに向き合う環境」を強みと考えています。

教育体制


チーム支援型(メンター、エルダー)

チームメンバー全員が支えます。

●エルダー(ラダー1以上)
精神面をフォロー。身近に相談できる先輩です。

●メンター(ラダー2以上)
専門知識・看護技術のフォロー。プライマリーナースとして独り立ちするまで支えます。


スキルアップ支援

段階的にクリニカルラダーが取得できること、自律した専門職業人としてスキルアップができるよう看護力の向上を目指します。


フォローアップ研修

年に4回開催しています。患者さまとどんな関わりができたかを語り、自分自身の看護師としての成長を実感できます。
また、他の人の話を聴くことで新たな視点に気づけます。

eラーニング

当院では看護技術や知識を動画で学べるeラーニングシステムを導入しています。
これにより、スマホや自宅のPCでいつでも学習ができ、どの部署にいても一定の看護技術を習得できるようになります。
また、動画は毎年更新されるため常に最新の技術が習得できることもメリットのひとつです。

リラックスタイム

月に2回30分程度、日頃の悩みや嬉しかったことなど新人同士が情報共有できる会を実施しています。
仕事を忘れて楽しもう!という時間にしています。

同期交流会(ふたばの会)

新人職員(新卒・既卒)を対象に交流を深めます。多職種合同で行うので、職種を越えたコミュニケーションの場にもなります。
職場全体での仲間意識を高め、日々の業務の活力にもなっています。

Q&A

Q. 病棟に看護師とセラピストは何名くらいいますか?

看護師が26~28名、セラピストが28~30名、看護補助者が14名ほどとなっています。
チーム医療を行っているため、医師や薬剤師、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士も病棟配置されています。

Q. 患者様やご家族と深く関わる看護を希望しているのですが、可能ですか?

患者様の平均入院期間は約70日間なので、じっくりと看護過程を経験していただけると思います。
24時間患者様の一番近くに寄り添うのがチーム医療における看護師の役割です。
また、家族に対しても退院後を見据えた介護指導や精神的なサポートも看護師の大切な役割であると思っています。

Q. 新卒で回復期の病院で働いたとしても、看護について学ぶことはできますか?

新人看護師到達目標に沿った基礎技術の習得を行いつつ、患者様の全身管理、日常管理動作の援助、退院後の生活に向けたケアなど、24時間を通して生活を見ながら看護ケアを提供します。

Q. 出産後、復帰される方はどれくらいいますか?

出産後の復帰率は、ほぼ100%です。お母さん看護師が働きやすい職場環境です。

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