入院のご案内

リハビリについて

経験豊かなリハビリ専門職員が在籍し、透析患者様を含めた様々な状態に合わせた個別のリハビリテーションを提供しています。

特徴①透析患者様への入院リハビリ

入院リハビリの重要性

透析患者様は一般の方に比べ、サルコペニア(身体機能の低下)に陥りやすいと言われています。更に合併症などによる入院を転機に通院困難になる可能性が高くなります。つまり、入院中もベッドから離れて活動する時間を確保する事(=リハビリ等)が重要です。

充実のスタッフ体制で1人ひとりにあわせたプログラムを提供

患者様の状況や体調に合わせ、様々なリハビリテーションを行っています。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士をはじめとした多職種がチームとなって、質の高いリハビリテーションを提供します。

  • 理学療法士(担当:理学療法士)

  • 作業療法士(担当:作業療法士)

  • 園芸療法

  • 病棟レクリエーション

入院リハビリの一例

対象者 地域包括ケア病床に入院し、継続的にデータ測定ができた896名が対象
うち、透析患者131名
調査期間 2017年4月‐2023年2月
性別 男性370名、女性526名
年齢 81.0±9.2歳
対象疾患
運動器リハビリテーション
502名
脳血管リハビリテーション
143名
廃用症候群リハビリテーション
146名
呼吸器リハビリテーション
103名

握力
p<0.001

実施前16.1kg、実施後16.5kg

Barthel Index ※
p<0.001

実施前54点、実施後68点

Barthel Indexとは「できる」動作を評価する指標です。食事、歩行、排泄など10項目について採点し、
点数が高いほど自ら行える行動が多いことを示します。

特徴②退院後にも訪問リハビリを提供

利用者様が住み慣れた場所で自分らしく暮らすために

ご利用者様一人一人の心身状態に合わせたリハビリを行ない、安心してご自宅で長く暮らせるお手伝いをいたします。理学療法士・作業療法士が訪問し、身体機能の維持・向上に向けたリハビリを提供します。また、日常生活活動や地域社会等への参加に向けての働きかけも行います。特に入院中の患者様で自宅生活に不安のある方に対しては、退院直後から継ぎ目なくリハビリを提供させていただきます。

実 績

1日当たりの
最大リハビリ
実施単位

7.5単位/日

※厚生労働省が定める地域包括ケア病棟入院料1の施設基準では「1日平均2単位以上提供すること」と定められています。

1週間当たりの
最大リハビリテーション
実施日数
6
1日当たりの
最小リハビリ
実施単位
0.7単位/日

職員の資格

セラピスト

理学療法士 7名
作業療法士 3名
言語聴覚療法士 2名

取得認定資格

日本理学療法士協会認定
代謝認定理学療法士
2名
日本理学療法士協会認定
脳卒中認定理学療法士
1名
日本理学療法士協会認定
登録理学療法士
4名
日本糖尿病療養指導士認定機構認定
糖尿病療養指導士
2名
腎臓リハビリテーション学会認定
腎臓リハビリテーション指導士
3名
3学会(一般社団法人日本胸部外科学会、一般社団法人日本呼吸器学会、公益社団法人日本麻酔科学会)
合同呼吸療法認定士認定委員会認定
3学会合同呼吸療法認定士
1名
日本認知症予防学会
認知症予防専門士
1名
東京商工会議所認定
住環境コーディネーター
2名
国立長寿医療研究センター認定
コグニサイズ認定指導士
1名

各種学会発表※2022年度実績

  • 日本透析医学会
  • 日本腎臓リハビリテーション学会
  • 日本血液浄化技術学会
  • 透析運動療法研究会
  • 東海北陸理学療法学術大会
  • 日本糖尿病理学療法学会
  • 日本認知症予防学会
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