CKD(慢性腎臓病)は8人に1人の割合で発症する新たな国民病です。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病の方は、CKDの進行が早く、脳卒中や心筋梗塞などの発症のリスクが高くなると言われています。
「CKD」とは、腎臓の働きの指標であるeGFR値(推算糸球体ろ過量)が、60未満の状態、あるいはタンパク尿が出るといった腎臓の異常が3か月以上続く状態をいいます。
進行性の病気のため、いかに腎機能の低下を遅くするかが対策の肝となります。
腎臓病が進行すると、腎臓の働きが悪くなり、血液をうまくろ過できなくなってしまいます。
働けなくなった腎臓の代わりに、血液の中から体に不要な成分を取り除く治療(腎代替療法)が必要になります。