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先端医療機器のご紹介

当院は基本理念に「常に最新の先端技術を導入し、高度な専門医療を目指します。」と掲げており、地域の皆様に最新の医療機器をいつでも、気軽にご利用いただけるように取り組んでいます。

MR ガイド下集束超音波治療器 ExAblate 4000
インサイテック株式会社製
開頭することなくMRI画像を用いて精密に治療位置を決定し、集束した超音波を使って脳内中央部にある振戦の原因となる場所に超音波のエネルギーを1点に集中させ、患部を熱凝固させる治療です。従来の外科的治療とは異なり、メスを使わずに超音波で治療を行うことができ、放射線の被ばくの心配もありません。また、患者様の状態を観察しながらの治療が可能で、副作用などの異変があればすぐに中断することができます。
治療・入院期間が短く、身体への負担が少ないため、患者様の早い社会復帰が期待できます。
放射線治療装置ガンマナイフ・アイコン(Icon™)
エレクタ株式会社製
2017年5月に中部地区で初めてガンマナイフ「Icon™」へとバージョンアップいたしました。 ガンマナイフ「Icon™」は、ガンマナイフでは初めてマスクシステムを導入。 これにより、従来のフレーム固定に加え、身体に負担の少ないマスクで顔を覆った治療を行うことが可能*となったほか、分割照射による治療を容易に行うことができるようになりました。また、リアルタイムモニタリング機能も追加され安全性も向上しました。
*マスクシステムでの治療適応の可否については医師の判断によります。
がん温熱治療ハイパーサーミア
サーモトロン-RF8
山本ビニター株式会社製
がん組織は正常組織に比べ熱に弱いことが世界の科学者によって証明されており、41.5℃~44℃程度の温度で死滅します。
がんは体の表面から深い臓器に至るまでほとんどの組織にできる病気です。温水などの普通の加温では、所定の温度(41.5℃以上)に高めることは不可能ですが、高周波エネルギーを巧みに利用することによって加温が可能です。また、高周波をがん組織と正常組織に同時に加えても正常組織は血管が拡張して血流が増え、放熱しやすいですが、がん組織はほとんど血管の拡張が無く血流が少ないため、蓄熱しやすく正常組織に比べ高い温度が保てます。この特性に着目し研究を重ねた末、生まれた治療法が高周波ハイパーサーミア(がん温熱療法)です。
高気圧酸素治療装置
(HBO)
株式会社小池メディカル製
高気圧酸素治療とは、治療タンク内を大気圧より高い気圧に加圧し高濃度の酸素を吸入することで血液中に溶けこむ酸素の量を増やし、病態の改善を図る治療です。当院では2.0気圧下(水深10ⅿ相当)で100%の酸素を吸入して治療を行います。
3.0T MRISIGNA™ Architect - AIR™ IQ Edition
GEヘルスケア・ジャパン株式会社製
2022年11月にSIGNA™ Architect – AIR™ IQ Editionを導入しました
新たに使用できるようになった画像再構成法「AIR Recon DL」は取得された撮影データにディープラーニング技術を適用することで、従来と同じ検査時間でより鮮明な画像を取得したり、従来よりも短時間で従来と同じクオリティの画像を提供出来るようになりました。
これまでより検査間口が10cm広がり、閉所恐怖症の方でも比較的快適に検査ができるようになりました。
名古屋共立病院では3TのMRIが 1台、1.5Tの MRIが2台の計3台のMRIを保有しています。
※ T(テスラ):磁場の強さを示す単位
320列CTAquilion ONE/NATURE Edition
キャノンメディカルシステムズ株式会社製
当院では2018年10月にこれまでの64列CT装置を320列CT装置に更新致しました。これまで以上に低被爆かつ短時間で検査を行うことができる上、最先端の3D画像や4D画像の撮影も可能となっており、これまでより精密な画像情報を提供することが可能となりました。