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3.栄養管理|6つの強み|偕行会グループの透析医療
偕行会の透析 6つの強み

3.栄養管理

全ての透析施設において、管理栄養士が一人ひとりに合った栄養相談・食事指導を行って、
健康維持のサポートをしています。

快適な透析生活を過ごしていただくために、食事療法はとても大切です。管理栄養士がグループ全ての透析施設に常駐もしくは出向し、毎月の体重減少率・食欲の有無・血液結果を評価し、積極的に患者様の栄養指導をしています。とくに愛知県内では9割以上の患者様に栄養指導を実施し健康維持のサポートをしています。

栄養管理はなぜ大事?

通常、正常な腎臓は1日24時間休むことなく働いていますが、血液透析患者さんが行っている血液透析は週3回、1回当り3~5時間程の治療です。また全ての腎臓の働きを代行できるものではありません。そのため、日々の食事管理による調整も必要となります。
以下の表は、BMIが低いほどつまり低体重になるほど、死亡リスクが高くなることが示されています。透析患者様は透析患者様は食事制限やホルモンの代謝異常により、食欲不振、低栄養になりやすいと言われていますが、食事制限がある中でもしっかりエネルギーを摂取し、栄養のバランスを整えることが重要となります。

透析患者様におけるBMIの死亡リスク

BMI(Body Mass Index)=体重(kg)÷身長(m)2 (kg/m2

棒グラフ:BMI値16未満1.835、16以上1.414、20以上1、22以上0.907、24以上0.784、26以上0.881、28以上0.894。ヤセの方が死亡率は高くなる

透析患者様はBMIが低くなるほど死亡率が上昇します。

※一般社団法人日本透析医学会 統計調査委員会「図説 我が国の慢性療法の現況(2009年12月13日現在)」

偕行会の栄養管理ポイント

  • 患者様への情報提供

    毎月、食品や食事に関する情報を提供するため、資料を作成します。季節に合った献立を試作し、写真付きでレシピを紹介しています。

  • 栄養指導

    患者様一人ひとりにあわせた栄養指導を実施するため、採血結果や体重の推移の確認、内服の変更はなかったかなどカルテを確認した後、栄養状態を評価し、患者様へのアドバイスを行います。

  • 多職種の連携

    生活や食事面での変化を共有するため、他の職種との連携は欠かせません。
    医師や看護師へ随時報告します。

  • 栄養相談コーナー

    透析中の栄養指導に加えて、透析後や非透析日に栄養相談を行うこともあります。
    ご希望に応じてご家族の方に実施することもあり、日頃の食に関する疑問や悩みなど相談にのっています。

偕行会グループがお届けする 食事管理のポイントと美味しい透析食レシピ